WS000677今回は、スーツ屋さんの販売員に、プロの説得テクニックを見せつけられた時の話です。

プロの術中に完全にハマっているとは知りつつも、気持ちよく購入させられてきました。

この経験から得られた教訓とは・・・

 

こんにちは、ゆるすけです。

職業上、スーツを毎日着ることになるので、
それを買いに「洋服の青山」に行ってきました。

個人的には、
就活で着てたスーツでいいじゃん!」と思わなくもないですが、
ビジネス用のものとは質が異なるそうなので、
しぶしぶ買いに行ってきました。

 

洋服の青山オンラインショップ

 

この時期は、どのスーツ屋さんも相当混んでいるそうなので、
恐る恐る入店してみました。

しかし、日曜日後の平日という事でお客さんはほとんどおらず、
2時間近くも、店員の老紳士の方と一緒に選ぶことができました。

いやー、ラッキーでした!!

 

私は、スーツには全く詳しくなかったため、
この老紳士に全てを委ねることとなりました。

しかしここで、30年以上の営業経験から培われた、
説得術を目の当たりにすることとなるのでした。

私は、消費者心理学や説得術などを結構勉強していたため、

「ああ、俺は今、影響力の武器の餌食になっている。」
「この老紳士は、今、このテクニックを使って口説きに来ているんだな。」

というのを、身をもって実感することができました。

そして、カモられていることは知りつつも、
気持ちよくカモられてきました笑

やっぱり、プロのテクニックというのは、
それを使われている方も幸せにしますね。

もし私が、心理学などに関する知識がなかったら、
「いい買い物をした!!」としか思わなかったでしょう。

そのくらいの、レベルの高い説得でした。

 

というわけで今回は、
私が実際に体験した、説得・交渉のプロのテクニックを
1つだけ紹介したいと思います。

(実際には、他にも多種多様なテクニックを見せていただきました。
スーツそれ自体よりも、そのテクニックに興味がそそられていたことは、
この老紳士には内緒です笑)

 

テクニック 損失回避性と希少性の利用

私は、スーツの生地の違いなどが全く分かりませんでした。
ですので、新入社員として着れる、最安のスーツを求めていました。

ただ、スーツという、自分が全く知らない世界には興味があったので、

「スーツの生地とかってよく分からないんですけど、
高いスーツと安いスーツでは何が違うんですか?」

と直球で聞いてみました。

すると、
じゃあ、とりあえず着て見ましょう。着れば、分かりますから。
とおっしゃるので、いい機会だと思って試着してみました。

ランク下⇒ランク中⇒ランク上の順に着て見ました。

実際に着て見ると、ランクが上がるごとに、
着心地や生地の質が明らかに向上していくのが分かりました。

そしてやはり、ランク上のスーツ(定価9万円くらい!)は
着心地が最高でした。

体にフィットしてくる感じで、
シンプルでありながら静かに高級感を演出している感じなど、
非常に気に入ってしまいました。

ですが、このスーツは当初想定していた額よりも、
2倍以上高いスーツでした。

ですので、良いスーツだとは感じつつも、
それを脱いで返そうと思いました。

しかし、試着はこれで終わるかと思いきや、
そうではありませんでした。

その老紳士は、ランク上のスーツを、私から脱がせなかったのです。

ランク上のスーツを私に試着させたまま、
「じゃあ、どのスーツにしましょうか?
この濃紺のシンプルなスーツなんて、どうでしょうか?
きっと、似合うと思いますよ^^」と、話を展開したのです。

つまり、ランク上のスーツを着たまま、
ランク下やランク中くらいのスーツを検討することになったのです。

 

私は、この瞬間に気づきました。
希少性の原理を利用して、自分に損失の恐怖を与えようとしている」と。

人間は、たとえ一瞬でも自分の所有物になったものに関しては、
それを所有する前よりも、それを高く評価するようになります。

ビジネスの現場で、この原理を応用しているのが、
初月無料の会員サービスや、ソフトウェアの試用キャンペーンなどです。

相手にそのサービスを利用させることによって、
そのサービスに愛着を持たせ、
それが無くなってしまう事に対して苦痛を覚えさせるのです。

(ちなみに、かなり頻繁に半額キャンペーンなどを行っているので、
こまめにチェックしておいてくださいね。

洋服の青山のオンラインストアはこちら

 

そしてこの老紳士も、まさに同じ戦略を利用していました。

ランク上のスーツをずっと着せておくことによって、
ランク上のスーツに愛着を持たせたのです。

また、ランク上のスーツを私にとってのデフォルト状態にすることによって、
それよりもランクを下げてスーツを購入することに対して、
苦痛を感じさせた
のです。

私は、「自分のステータス(一時的なものですが)が失われる」
という損失の恐怖を、まんまと植えつけられることとなりました。

結局、私はそのスーツを含めて3着購入し、11万円も出費しました。

いやー、出費としては大きかったですが、
いいものが見れたので非常に満足でした。

このようにして、老紳士のテクニックの前に、
気持ちよくカモられてきたのでした。

 

 

この経験から分かったこと

この経験の教訓ではないですが、
アフィリエイトのヒントは町の中にもたくさんある
という事がよく分かりました。

やはり、文章によるセールスであろうが接客によるセールスであろうが、
「人間」を相手にしている事には変わりはありません。

ですから、根本的な原理やテクニックというのは、
いずれのセールススタイルからも、学ぶことができます。

むしろ、今回の私のケースのように、
セールスを30年以上やっているプロの技法を見る方が、
下手なアフィリエイト教材を見るよりも、
よっぽど勉強になるかもしれません。

ですから、パソコンに向かって文章を打ったり、
情報商材を読んだりするだけでなく、
町の中からセールスのヒントを学んで見てはいかがでしょうか。

これが自然とできるようになれば、
苦労せずに、信用され成約につながるような文章が、
すらすらと書けるようになるはずですよ。