Internet data processing

作成したサイトのパフォーマンスを確かめる為には、解析ツールを用いて分析し修正していくことが重要です。

そこで今回は、解析ツールの中で最もポピュラーかつ高機能なグーグルアナリティクスの導入方法、専門キーワード、参照するべきページ、使用上のポイントなどについて解説していこうと思います。

アナリティクスの導入方法

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「グーグルアナリティクス」と検索してクリックしましょう。

恐らく、上のような画面が出てきますので、「ログイン」または「アカウント作成」をクリックして下さい。

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ここも一緒です。「お申込み」をクリックして下さい。

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アカウントの設定画面が出てきますので、入力していきましょう。

入力すべき項目は、以下の通りです。

  • アカウント名
  • ウェブサイト名
  • ウェブサイトURL
  • 業種
  • レポートのタイムゾーン

ちなみに、アカウント名は必ずしもサイト名である必要はありません。たとえば、私の場合には、アカウント名を「yurusuke」にしておいて、その下に3つのアドセンスサイトを登録しているというような感じです。

よく分からなければ、ニック―ネームかサイト名を入力しておきましょう。

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無事に登録が完了すると、トラッキングIDを取得できるようになります。これをhtmlのテンプレート内に張り付けるれば、無事にアクセス解析が出来るようになります(headerの一番下か、bodyの一番上が良いと思います)。

これで、アナリティクスの設置は完了です。

ちなみに、サイト作成ツール「SIRIUS」の場合ですと、下のように張り付けるだけでOKです。

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アナリティクス 基本ワードの解説

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グーグルアナリティクスは、非常に優れたアクセス解析ツールです。しかし、その解析結果を読み解いていくに当たっては、最低限理解しなければいけない専門ワードが存在しています。

そこで、最低限知っておくべき7つのキーワードについて、その意味を解説していこうと思います。言葉の細かい定義などは別に覚える必要はありませんので、大まかなイメージを掴んで下さい。

・セッション
一定期間内の訪問者の合計数
。仮に、同じ訪問者が2度サイトを訪問したとしても、最初の訪問から30分間が経過していれば、別のセッションとみなされる(訪問者の延べ合計数という理解で問題ない)。

・ユーザー
一定期間内に、一回以上セッションが発生したユーザー数。つまり、2回以上のセッションがあった場合でも、カウントは「1」と表示される。ユニークユーザー数(UU数)などと表現されることも多い。

・ページビュー数
一定期間内に閲覧されたペ・ページ/セッションージの合計数。サイト全体のボリュームを図る上で、最も重要な指標であり、アドセンス報酬とも直結してくる。
一回の訪問当たりで、どれだけのページを閲覧したかを測る指標。当然、値が多ければ多いほど良い。

・平均セッション時間
一回の訪問当たりで、どれだけサイトに滞在するかを示す指標。滞在時間が長いという事は、「読む価値のある記事が多い」という事を意味するので、SEO的に非常に重要な指標。

・直帰率
1ページだけ閲覧して、そのサイトを離れてしまう割合を示す指標。この指標は低ければ低いほど良い。逆にこの指標が高いと、平均セッション時間やページビュー数、ページ/セッション率など、様々な重要指標に悪影響をもたらす。

・新規セッション
新規訪問者の割合を示す指標。ちなみに、100%からそ新奇セッション率を引いた指標がリピーター率である。基本的には、リピーター率が高ければ高いほど、安定的にアクセスを集められることを意味するため、新規訪問率は低ければ低いほど良いとされる。

チェックするべき解析データ

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では、アナリティクスの基本ワードを理解したところで、具体的にはどのようなデータを参考にして、サイト改善を進めておけばよいのか、を解説していきますね。

アナリティクスには様々な解析データがある訳ですが、初心者の方は特に4つのデータを参考にしてほしいと思います。

1 全体的なサイトの傾向

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(場所:「ユーザー」→「サマリー」)

アクセス解析において、サイトの大きなトレンドを知りたいのであれば、まずはこのレポート。1週間前、1ヶ月前、3ヶ月前、6ヶ月前、1年前など、基準日との比較を通して、それぞれの数字が改善しているのか、悪化しているのかなど、サイトの大まかな傾向を把握していきましょう。

セッション、ユーザー、ページビュー数、ページ/セッション数、平均セッション時間は伸びていればいるほど良く、直帰率や新規セッション率は下がっていればいる程良いです。

この中で、特に重要なのが「ページ/セッション」と「平均セッション時間」ですね。訪問者にとって、「サイトがどれだけ有益なサイトなのか」という事を客観的に表している指標ですので、その動向には常に最新の注意を払うべきです。

この2つの指標が上昇傾向にあるとすれば、そのサイトに対するSEO的な評価は必然的に高まっていき、セッション数などは自然と増加していきますので、この2つの指標だけを気にしていれば良いと思います。

2 モバイル(スマホ)からの流入率

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(場所:「モバイル」→「サマリー」)

これは、「モバイル(mobile)」、「デスクトップ(desktop)」、「タブレット(tablet)」との3つのパターンに分けて、アクセス数を計算しているグラフです。

まずは、どの経路からのトラフィックが多いのかを把握するようにしましょう。サイトがテーマとしているジャンルによって、その割合は大きく異なっているので注意が必要です。また、最近はスマホからの流入数が圧倒的に伸びてきているので、定期的にチェックしておく必要があります。。

このサイトのように、「モバイル」からの流入数が80%というようなケースには、スマホに対応したサイトを構築し、スマホユーザーのユーザビリティを高めることが必須です。特に、スマホユーザーのアドセンスクリック率は、デスクトップユーザーよりも高い傾向にありますので、もし対策していない場合には、至急の対策が必要となります。

<参考>
スマホに特化したサイトを構築するだけで、アドセンス収益は1.3倍になる!!

3 検索キーワード

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(場所:「集客」→「すべてのトラフィック」→「参照元/メディア」→「キーワード」)

これは、各検索キーワードの流入数を、セッション順に掲載した解析データです。それぞれ、新規セッション率、新規ユーザー数、直帰率、ページ/セッション率、平均セッション時間など、詳細なデータを得ることが出来ます。

ここでは、

  • 検索ランキングで上位表在させたいと思っているワードから、狙い通りアクセスがあるのか
  • 訪問したユーザーは、満足しているのか
  • 予想外の検索ワードからのアクセスはないか

など、入念にチェックしていきましょう。

もし、狙い通りの検索キーワードであるという事であれば、そのままのサイトコンセプトや記事戦略で問題ないでしょう。それまで通り記事を作成し続ければ、更にアクセスが増加していくものと考えられます。

また一方で、想定外の検索ワードからのアクセスが多くある場合には、サイトコンセプトの修正などを検討しましょう。

アクセス解析データを元にして、サイトを修正するというのは極めて重要なプロセスです。アクセスがある≒上位表示できる可能性が高い領域である≒追加で記事を作るメリットも大きい、ということに他なりませんから、コンテンツを修正することを恐れず、分析と修正を繰り返してください。

4 人気の記事

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(場所:「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」→「ページタイトル」)

これは、ページビューの多い記事を順番に掲載した解析データです。自分のサイトの記事の中で、人気の高い記事はどれかを見極めることが出来ます。

もし、「ページビューは多いけれども、直帰率が高い」という事であれば、その記事のターゲットや内容について再考したり、加筆修正を行うことによって、その記事のパフォーマンスを高めていく必要があります。

特に、ページビュー数が多い記事であればあるほど、修正によるプラスの影響が大きくなりますので、入念にチェックしてください。

また、アクセスの少ない記事であれば、アクセスの多い記事からのリンクを貼ったり、より魅力的な記事になるよう加筆修正をするなど、対応が必要になってきます。

解析データチェック時のポイント

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1つ目は、「一定期間のデータを元にして分析を行うこと」です。例えば、アクセス数などを1日単位でチェックした場合、偶然の要素が非常に大きくなってしまうので、極端にアクセス数が多かったり、逆に極端に少なくなってしまったりするケースが結構見られます。

ですので、何かのデータを参考するのであれば、最低でも1ヶ月程度のデータを参考にするべきです。それよりも短いと確率的な要因の影響が大きくなりすぎ、信用に足るような分析が出来ないと思いますので、注意してください。

2つ目は、「過去と比較を行うということ」です。たとえば、平均セッション時間が「2:00」だったとしても、これが良好な数値なのかどうかは判断が出来ません。ですので、本来であれば同ジャンルのサイト同士でその指標の比較を行い、判断していくのがベターです。

ただ、現実的にはそれは不可能であるケースが殆どなので、次善の策として「自分のサイトの過去のデータと比較する」という事が重要となっているのです。

1ヶ月前、3か月前、6か月前というように、過去の指標をいくつか取り出して比較するようにしましょう。もし、特定の指標の数値が下がっているという事であれば、何らかの改善策が必要です。

また、可能であれば、1年前のアクセスデータとも比較するようにしましょう。アクセスというのは、サイト本来の集客力に加え、オフラインの社会的な要因に強く影響を受けます。たとえば、年末年始やゴールデンウィークといった時期には、多くの人は旅行に行ったりするため、アクセス数が本来の50%程度になってしまう事も少なくありません。

そういった要因を排除するためにも、可能であれば1年前のデータとの比較を行い、その上でアクセス解析データを分析するようにして下さい。