アクセスの集められるサイトを一日でも早く作る事は、アドセンスアフィリエイター最大の課題です。

そして、それを実現する一つの手段として、中古ドメインの利用を考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、果たして今でもSEOとして有効な手段なのでしょうか?

中古ドメインとは

Modern businessman touching future technology social network button

まずは、中古ドメインの概要についておさらいしておきましょう。

中古ドメインというのは、既に使用歴のあるドメインの事を指しています。何らかの理由によって、閉鎖となってしまったサイトのドメインを取得し、全く別のサイトのドメインとして利用するのです。

SEO的には、前のサイトの時に獲得していた被リンクを、そのまま引き継いでいることが多く、外的seo効果があるとされています。また、古いドメインほどSEO的に評価されやすいと言われている為、新規ドメインを取得してサイト運営を開始するよりも、インデックス化が早く上位表示されやすいとされているのです。

つまり、サイトを作ってから評価されるまでの期間を短縮できる為、サイト作成初期でのブースターとして利用されるのです。

ちなみに、中古ドメインの価値を図る指標としては、ページランク(PR)、被リンク数、被リンクドメイン数、アンカーテキストの分散、sns引用度などがあります。特に、ページランク(PR)が高いほど高騰する傾向があり、PR6ですと10万円以上、PR7だと30万円以上が相場のようですね。

ただ、当然ですが、被リンク等が必ずしも有効なわけではありません。むしろスパムサイトから被リンクをもらっているケースなどもありますし、最悪の場合には、作成した記事が全く全然インデックス化されない、ということもあるのです。

WS000350

http://www.topshelfequestrian.com/

尚、中古ドメイン自体は、自分でサーチする方法もありますが、「中古ドメイン屋さん」といった専門サイトから購入するのが一般的です。私もこれまで、30〜40個ほど購入し、合計10万円以上を費やしてきました。

さて。これで中古ドメインの概要は、なんとなく把握できたのではないかと思います。では、これらのメリット・デメリットを踏まえた上で、果たして中古ドメインを利用していくべきなのでしょうか?

結局、中古ドメインを使っていくべき?

Businessman showing hand drawn cloud computing

結論から言えば、私は中古ドメインを使うべきではないと考えています。実際に中古ドメインを使ってみたわけですが、3つの理由からあまりお勧めはしません。

 

1.ページランクの問題

Business man with pc monitor on his head and error messages on the display

まず第一に、ページランクという制度自体が既に終わっているという事が挙げられます。これまでは、多くの批判はあったものの、サイトのSEO力や信用力を図る指標として、ページランクは機能していましたし、PR3とかPR4のサイトといえば、やっぱりそれなりのクオリティのサイトだった訳です。

しかし、そんなページランクですが、実は2014年にページランクの更新が既に終わっていることが発表されたのです。グーグルの偉い人が、「ああ、ページランクね。実はもう半年以上前に更新がストップしているし、サービスも終わっているんだけどね・・・」的な事をサラッと発言し、業界的はかなりの衝撃が走ったことを今でも覚えています。

ということは、本当にそのページランク相当の有効被リンク・SEOパワーを有しているのかは、既に全く当てにならないのです。1年前はPR4だったドメインが、1年後も同レベルのSEO力を有しているかは全くわからないのです。

2.中古ドメインのSEO効果に対する疑念

Fight

第二に、中古ドメインを利用したからといって、SEOやインデックス化のスピードが、新規ドメインと比べてもそれほど変わらなくなっている事が挙げられます。

確かに以前は、良い中古ドメインを購入できれば、それだけで上位表示されていた時代もありました。しかし近年は、検索アルゴリズムの進化もあってか、新規ドメインを使った場合とあまり差が出なくなってきました。

むしろ、日本語ドメインを新規で取得し、サイトを作った方が早くインデックス化されるような気がします。中古ドメインを使ったからといって、そこまでアクセス伸びないのです。

 

3.中古ドメイン使用リスクの増加

Fotolia_45302907_XS

そして第三に、中古ドメイン使用メリットよりも、リスクの方がずっと高いと感じる為です。前述のとおり、検索エンジンのアルゴリズムがより精緻になっていることもあって、以前よりも、検索の圏外に飛ばされる危険性が高まったように感じます。

要するに、SEO目的で意図的に中古ドメインを利用しているという事が、グーグルに完全にバレてしまっているのだと思います。

また、中古ドメインのSEO効果が全くないという事であればまだましですが、そのドメインを管理しているサーバーの他のサイトも、検索圏外に飛ばされるリスクが高まっているように感じますね。同一サーバーにあるサイトが全部飛ばされるというジェノサイドも、ちょいちょい聞くようになりました。

ちなみにですが、私が中古ドメインを購入して作成したサイトの殆どは(全てかもしれません)、検索エンジンに弾かれ、検索圏外へ飛びました。

あるサイトは、2万円もかけて買ったpr4の中古ドメインを使っていましたし、コンテンツも100記事くらいあって、結構クオリティの高い記事を書いていたつもりでしたが、検索しても全く表示されないようになってしまいました。

今考えても、中古ドメインという要因以外に、検索圏外に飛ばされた理由が思い付きません。やはり、恣意的に検索順位を上げようという動きに対して、グーグルがより敏感に反応しているのだと思います。

中古ドメイン まとめ

Open book with glowing letters flying out

中古ドメインは、以前にも増して売買が活発になっていて、ネットビジネス中級者〜上級者を中心に、現在も根強い人気があります。もしかしたら、私の使い方が悪いだけで、中古ドメインのSEO力は依然として強いのかもしれません。

ただ、私を含む副業アフィリエイターレベルでは、なかなか使いこなすことは難しく、いたずらに費用がかさんでしまうリスクの方が高いです。人によっては、サイトが検索圏外に飛ばされたショックによって、アフィリエイト自体から手を引いてしまうケースさえあります。

ですので、そういった数々のリスクを犯すのであれば、大人しく新規ドメインを取得し、サイトのコンテンツ力で上位表示を目指して行った方が、無難と言えるかもしません。