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リサーチは、マーケティングにおける最重要項目ですが、地味な作業の連続である事が多く、そもそもリサーチを行わない人さえ少なくありません。

しかし、他の人が行ったリサーチ結果を自分も利用して、面倒なリサーチの手間を軽減する方法は存在します。

 

こんにちは、ゆるすけです。

前々からずっと読みたいと思っていたのですが、
ずっとスルーしてしまっていた本をやっと読みました。
(立ち読みですが・・・)

それが、サムネイルにもある
「クビでも年収1億円(角川フォレスタ)」です。

ネットでは、「クビ億」という愛称で親しまれていますね。

この本は、AYUこと小玉歩さんが書いた自伝あり、

・いかにして年収1億円を稼ぐに至ったか、
・どうして会社をクビになったのか、
・どうすれば、年収1億円を稼げるようになるか

などが書かれています。

今となっては、年収1億円の小玉さんですが、
そこに至るまでには、やはり誰よりも努力していたし、
誰よりも苦労していたようです。

内容は比較的薄い本ですが、
「トップ」と呼ばれる人たちの苦労が分かっただけでも、大収穫でした。

この本を読むと、
アフィリエイトに対するやる気が、メラメラしてくると思います。

ぜひ、一度読んでみてくださいね。

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と、、、
単なる書評で終わってしまうところですが、実は続きがあります。

実はこの本、私にとっては最高のリサーチ教材だったのです!

 

【クビ億】

小玉さんは、キヤノンマーケティングジャパンのエリート社員でした。

しかし、一流企業であっても、
組織制度に関しては全然一流ではなかったようで、

・時間がかかりすぎる意思決定プロセス
・頑張っても報われない、報酬体系
・風通しの悪い社内の雰囲気

などについて、本の中でリアルに語られていました。

 

クビ億は、5章(6章だった気もする・・・)で構成されているですが、
そのうちの2章分くらいは、そういった「いかに日本の企業がダメか
という事が、長々と書かれていました。

この本は、小玉さんの自伝ですので、
サラリーマン時代の話が出てくるのは、当然ではあります。

しかし、それにしては「日本企業がいかに人生を台無しにするか
という点について、無駄に詳しく書かれすぎていたのです。

 

最初は、その理由が全く分かりませんでしたが、
読んでいるうちに、私はやっと気付きました。

 

それは、

「この本は、日本企業に嫌気がさしつつも、
会社を辞められないサラリーマンに向けた本である」

という事です。

 

つまり、ターゲットであるサラリーマンの心に刺さるように、
2章も割いて共感や類似性を獲得し、
本や著者に対する好意を持たせていた
訳なのです。

だからこそ「クビ億」は、
「3万部売れればヒット」と言われる時代にもかかわらず、
サラリーマンの共感を集め、
10万部を超えるヒットにつながったのですね。

「我ながら、よくそのターゲッティング戦略に気づいたものだ(ドヤっ)」
と思ってしまいました笑

 

思考を更に進めて・・・

WS000653私は、クビ億のターゲッティングの真意に気づいたと同時に、 もう一つの考えに至りました。

それは、

「クビ億は、サラリーマンの共感を得るためのエピソードや、 キーワードの宝庫なのではないか。」

という事です。

ドっカーーンと、閃きました笑

クビ億は、サラリーマンを対象とした書籍であり、
実際に共感を集めて大ヒットになっている訳です。

ですから、
そこに書かれている「サラリーマンあるある」を自分も利用できれば、
同じように共感を作り出す事が可能になるはずなのです!

そこで、iphone5を手に持って、メモ帳を開いたまま、
「クビ億」を立ち読みする事にしました。

 

すると案の定、「クビ億」はキーワードやエピソードの宝庫でした!

 

出血大サービスという事で、
キーワードやフレーズのすべてを列挙したいと思います。

 

満員電車、缶詰、クソ上司、全然昇給しない、横並びの給料、年功序列、意味のない飲み会、上司のつまらない話、愚痴、割り勘、上司にペコペコ、取引先にペコペコ、税金・社会保険料の天引き、残らない給料、借金、全然休みが取れない、終電帰り、寝て仕事をするだけの生活、死んだ魚の目、没個性、マニュアル主義、縦社会、意思決定の遅さ、非効率、上司からハンコをもらうだけで一日が終わる、ストレス、搾取、睡眠時間、子供に会えない、子供が寝てから帰宅、寝るためだけの休日、仕事のための休日、ゴルフ、クレカの支払い地獄

こんなところでしょうか。

どうでしょうか。

サラリーマンが抱えている悩みや問題が、
これでもかというくらいリアルに表現されていますよね。

あとは、それぞれのキーワードやフレーズに、
類似表現や関連表現はないか」を探せば完璧です。

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たとえば「満員電車」であれば、
「ぎゅうぎゅう」「息が苦しい」「まっすぐ立てない」
などのワードやフレーズの事です。

まぁ、連想ゲームみたいなものですので、
ポンポン浮かんでくると思います。

そして、これらのキーワードやエピソードを、
サイトや商品のレビューページなどに散りばめれば、
少なくともサラリーマンからは、
絶大な共感と信頼を集めることが出来るようになる
のです。

当然、ファンになってくれるサラリーマンの方もいらっしゃるでしょうし、
成約につながる可能性も、非常に高い事が予想されます。

簡単でありながら、非常に効果の高いリサーチ方法です。

ぜひ、試してみてくださいね。

 

まとめ

・売れている本のターゲットを見抜こう。
誰に対して本を書いているのかを感じよう。

・共感を得るためのエピソードやキーワードを抜き出し、メモしよう。
売れている本なので、ターゲットの心に響きやすいキーワードが
いっぱい抜き出せるはずです。

・リサーチは、書店から始まるという事を覚えておこう。

 

ちなみに・・・

書籍を購入する前には、表紙を読んだり、
本の最初の方をパラパラとめくってみたりするはずです。

出版側としては、その時点で共感を獲得し、
「この本は自分に合っている」と読者に思わせる必要があります。

ですから、表紙や帯、本の前半に、
共感を生むような情報が多く掲載されている事が多い
ため、
ターゲッティングを見抜く為には、そこに注意して読んでみましょう。