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作成しているサイトの半分8割以上は、サイト作成ソフトであるSIRIUSで作成しています。サイトボリュームもそれぞれマチマチですが、30~50ページのミドルサイズのサイトを作成することが多いです。

でも、どうしてもサイトにアクセスを集めることが出来なかったり、ページ滞在時間や平均PV数が向上しない事ってありますよね。せっかく、時間をかけてサイトを作成しているのに、読者や検索エンジンに評価されないというのは、かなりショックです。ネットビジネスを途中でやめてしまう原因にもなりかねません。

そこで今回は、私が実際にサイトに施したサイト改善方法を、公開していこうと思います。この方法を実践してから、滞在時間も訪問者当たりの平均PV数も劇的に改善しました。

 

とはいえ、まずは改善前と改善後からご覧ください。

○2014/02/07~2014/03/07(before)

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○2014/04/07~2014/05/07(after1)

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○2014/04/24~2014/05/07(after2)

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分かりやすく推移を書いてみますと、以下の通りです。

  • 平均セッション時間(滞在時間)・・・1:22⇒2:29⇒3:12
  • ページ/セッション(一人当たりPV数)・・・1.92⇒2.84⇒3.27
  • 直帰率・・・75.53%⇒64.75%⇒59.23%
  • 新規セッション(新規訪問者の割合)・・・82.02%⇒76.37%⇒74.01%

 

かなり目覚ましく改善していますね。わずか3ヶ月の間で、ユーザーにとって有益なサイトへと大きく変わったことが目に見えて明らかです。

この水準を保っているサイトというのは、ウェブ全体の中で何%くらい存在しているのでしょうか?恐らく、全体の1%もないと思います。正直、並みのサイトには負ける気がしません。

まだサイトへの訪問者数はあまり多くはありませんが、こういった優良なサイトを検索アルゴリズムが放っておくはずがありません。いずれ必ず、様々なキーワードで上位表示されるようになり、アクセス数は爆発します。近いうちに、必ずです。

 

さて、自慢話はこの当たりにしておいて。

正しいサイト改善を行うことによって、着実に「数字」に反映されてきます。被リンクをつけまくるようなブラックハットSEOは一切使わないので、圏外に飛ばされるというような心配もありません。

では、私がサイトに対してどのような改善策を講じたのかについて、早速書いていこうと思います。

 

1.ターゲットと、サイトコンセプトの確認

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何よりも第一に重要なのが、ターゲットを明確にすることです。サイトのターゲットというものを明確に定め、その人に対して文章を書いていくことが基本となります。どんな悩みを持った読者をターゲットとしているのか、もう一度深く考えてみて下さい。

この部分があいまいですと、サイトとしての統一感を欠いてしまったり、不特定多数のターゲットとした心に刺さらないサイトになる可能性が高いです。

 

そして、もう一つ明確にするべきなのがサイトコンセプト。これは、あなたの「信念」とか「想い」と言ってもいいかもしれません。

他の人と同じことを言っているサイトになんて、存在意義はありません。もし他のサイトと同じ事しか書かれていないのであれば、あなたのサイトをわざわざ訪れる必要なんてないですよね。

まして、ファンやリピーターになってくれる可能性なんて皆無です。

あなたのサイトでしか得られない情報が掲載されているからこそ、読者はそのサイトを訪れ、記事を読んでくれる訳です。別に、必ずしも秘匿性の高い情報を提供する必要はありません。軸となるコンセプトやあなたの信念を明確にするだけで良いです。

ポイントは、他のサイトとの違いを明確に打ち出すこと。他のサイトがAと言っているのであれば、敢えてBというコンセプトでサイトを作る。たったこれだけの事で、あなたのサイトはBという意見を打ち出している、唯一の存在になれるのです。既にインターネット上に存在しているライバルサイトたちが、ライバルではなくなるのです。

例えば、グーグルで検索しても商品Aを絶賛するサイトしかないのであれば、商品Aの欠点やデメリットにもきちんと言及したサイトを作ればよいのです。これだけで、十分な差別化になり得るのです。

ちなみに、私のサイトでは、「他サイトにはない、3つのセールスポイント」といったタイトルの記事を作成し、サイドバーやグローバルナビゲーションに設置しています。直接比べることによって差異はより明確になりますから、お勧めの方法です。

 

 

2.中身の薄い記事に対する加筆・修正

一度書いた文章を、見直しもせずにサイトにアップしてしまう人は少なくないと思います。しかし、後から読み返してみると、意味の取りずらい文章になっていたり、誤字脱字が多かったりと欠陥が多々見つかると思います。

また、投稿前に見直しをしてからアップしているという人でも、時を置いてその文章を読んでみると、「なんか読みづらいし、分かりにくい文章だな」と思う事は多々あるはずです。

ですので、サイトを改善するに当たっては、一度サイト内のすべての記事を読み返してみるべきです。自分が書いたという事を信じたくないくらい、拙い文章を書いてしまっているケースは少なくありません。

この作業は苦痛であることが多いですが、サイト改善においては避けては通れない道の一つです。

 

3.文字サイズと1行の長さの修正

PCでサイトを見ても、スマホでサイトを見ても綺麗に見えるように、一文の長さや文字のサイズを修正しました(SIRIUSにはそういった機能があるので、フルに活用しています)。

最終的には、文字は16px、1行の長さは25~40文字程度が適切であるという判断になりました。これは、人間の目で文章をぱっと見た時に、すぐに文の内容を理解できるようにという観点からの判断です。

もちろん、人によって適切な文字の長さなどは異なってくるのですが、多くの人にとってその位の文字数・文字サイズの方が、読みやすいのではないかと思ったに過ぎません。

 

ちなみに、ワードプレスのサイトを作成する場合、一行当たりの文字数がどうしても多くなりがちです。かといって、文章の途中で改行を入れると、PCでサイトを見た時にメインカラムの右側が不自然に空いてしまったりしますし、スマホでサイトをチェックすると、文章が変なところで改行されていたりします。

そこで、そうならないようにする為に、以下の2つの方法のをお勧めします。

  • 文字サイズを16px、記事の掲載場所(メインカラム)を600~650pxにする。
  • レスポンシブ対応のテンプレートを使用するか、WPtouch等のプラグインを使う

これらを導入していれば、まず文字サイズ等でユーザビリティを下げることにはなりません。

 

<レスポンシブ PC全画面表示>

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<レスポンシブ 縮小表示>

WS000157

 

4.h4タグなどを使った段落分け

先ほどの項目との重なりますが、見直しをせずに記事をアップしたりすると、段落分けが出来ていなかったり、逆に段落が非常に多かったりします。ですので、記事全体が適切なところで区切れているのか、文章が読みにくくなっていないかなどは、入念にチェックしましょう。

ちなみにこの記事の場合には、導入の文章や実績について書いた後に、並列的に7つの段落を配置してます。こうすることによって、「今、記事全体のどの部分を読んでいるのか?」という事を、なんとなくでも感じながら読み進めることが出来ます。

「今どこにいるか」を分かってまま読み進められる事で、ある種の安心感を与えることが出来ますから、ページ滞在時間の長さに大きく影響を与えるのです。

 

5.記事上へのアイキャッチ添付

既にご存じの方も少なくないと思いますが、人間には「3秒ルール」というものがあります。これは、サイトを訪れてから3秒以内に、そのサイトが自分にとって有益なモノかどうかを判断するというものです。

という事は、たとえ記事の内容がどんなに良かったとしても、第一印象でサイトを閉じられてしまう事がです。もし、記事を読まれずにサイトを閉じられてしまうのであれば、その記事に存在意義はありません。記事が、存在していないことと一緒です。

ですから、その記事URLを開いた瞬間に、必ず綺麗な写真が飛び込んでくるようにしました(何を隠そう、この記事だってその一つですね。)。これによって、せっかくサイトにアクセスしてきてくれた訪問者の目線を奪い、スムーズに記事を読んでくれるようにしているのです。結果として、直帰率の大幅な低下や訪問別平均PV数の向上につなげることが出来ました。

 

ちなみに、写真は有料サービスから購入しています。写真の無料サイトもありますが、やはりクオリティという意味では、有料のものには適いません。有料の写真はやっぱり綺麗ですし、一瞬で読者を惹きつける何かがあります。

参考まで言うとに、私はFotoliaという写真サイトを主に利用しています。写真が1枚だいたい150~500円と写真としてはかなり安めなので、月に約1~2万円分(50枚~100枚くらい)くらい購入しています。一度購入すれば、他のサイトでも使いまわすことができますし、プロの写真を使うだけでサイトパフォーマンスがかなり向上する訳ですから、積極的に利用して欲しいです。

Fotoliaの写真素材、高品質で低価格 (写真が豊富で、比較的安いのでお勧めです)

 

ちなみに、グーグルで検索して写真を取ってくることも可能ですが(推奨しません)、そのせいで炎上したブログは多々あります。不必要な火種を残さないためにも、ぜひpotoliaなどの写真サイトを使ってみて下さい。

 

6.適切な記事装飾を施す

装飾が派手すぎて、あまりにもうるさい記事になってしまうのはどうかと思いますが、装飾がなさすぎるのも問題です。

黒だけですと、どうしても単調な印象を与えやすく、記事からの離脱を招きかねません。良いサイトにとっては、読者にとってコンテンツの内容が優れいているという事はもちろんですが、コンテンツが読みやすくストレスがなく読めるという事も同じくらい重要です。

装飾に対しては下手にこだわる必要はありません。重要だと思える箇所に装飾を施せばそれで十分ですから、適当にアクセントをつけていきましょう。

アンダーライン

文字を太くする

文字を赤くする

黄色のハイライトを使う

  • インデントをとる
  • インデントをとる
  • インデントをとる
  • インデントをとる
  • インデントをとる

これらの文字装飾を使って、文章にアクセントを付けていきましょう。

 

7.タイトルの最適化

タイトルは、読者とサイトの最初の接点です。この接点の印象によって、そのサイトを訪問するべきかどうかは大きく左右されますから、タイトルの最適化は極めて重要な改善ポイントであることが分かります。

しかし、タイトル最適化の方向性には2種類あります。それが、対読者対検索エンジンの2つです。この2つは、少なからず「ジレンマの関係」にあって、どちらかを優先すると一方を犠牲にするという事になりやすいです。ですので、だれに対して最適なタイトルを付けるべきかというのは、結構悩ましい問題です。

ただ、私のこれまでの経験から分かったのは、やっぱり「ユーザーを最優先にすべき」ということです。

読者がサイト内の様々なページを見てくれたり、何度も訪問してもえるようになり、彼らからの評価が高まってくれば、SEO力は自ずと向上していきます。SEO的に評価されるまでに、どれくらいの期間が必要になるかの判断は難しいところですが、いずれ必ず検索で上位表示されるようになりますから、気長に待っていればいいと思います。

しかし一方で、検索順位がユーザービリティや満足度を高めることはありえません。SEO的に優れているからといって、そのサイトの満足度は必ずしも高くなりません。検索順位が1位で表示されているというだけでは、読者の満足度には何の影響も与えないのです。

ですから、読者が興味を持ちそうなタイトル付けに、極力集中するべきです。読者が興味を惹きつけるタイトルの付け方に関しては、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

ちなみに、タイトルはあまり変えるべきではないという意見がありますが、私のこれまでの経験上、そこまで神経質になる必要はないという結論に至っています。一度記事に付けたタイトルを変更しても、SEO的にはそれほど影響はないと思います(あまりにも頻繁に変更するのは、どうかと思いますが・・・)。

実際私のサイトにおいても、読者にとってより魅力的なタイトルにするという観点から、一度記事につけたタイトルを変更するという事は少なくありません。むしろ、結構変えています。サイトタイトルに関しても、同様の理由から3回以上変更しましたが、それによって検索順位が下がったというような事はありませんでした。

そもそも多少検索順位が下がったところで、コンテンツの伴ったサイトは、また必ず上位表示されるようになりますから、あまり気にする必要はないと思います。

 

まとめ

今回紹介した方法は、どれも当たり前の事です。ターゲッティングやコンセプトの差別化は多少難易度が高いと思いますが、その他の方法についてはすぐに実践できることだと思います。

特に、記事を見やすくする施策(1文の文字数、文字サイズ、写真の添付、記事装飾など)に関しては、ただただ実践するだけで、読者のサイト滞在時間が如実に伸びます。これだけで、SEO的にも非常にプラスの要因となりますから、面倒くさがらずに実践してみて下さい。